あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外のことも

地上の星たち

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2007年 ‧ ドラマ/ミュージカルドラマ ‧ 2時間 45分

最近ではインド映画をボリウッドっと呼ばれるようになったが、そう呼ばれる要因になったのは歌や踊りや作品の質以外にやはりアーミル・カーンの俳優としての力が強いという部分をこの作品からも感じさせられた!


物語は発達障害のイシャーンは人一倍、好奇心旺盛で、行動力の化身で絵を描くことが大好きであったが、あまりのマイペースぷりから学校からも呆れられ、それに激怒した父は親元を離れた寄宿学校に入れてしまう。そんなある日、美術教師の代理できたニクンブ先生と出会い、誰も知りえなかったイシャーンの才能を開花させていく人間ドラマとなっていた。


基本、インド映画は2時間超えは当たり前なのであるが、この作品も2時間越えで退屈なのかと思いきや、「きっと、うまくいく」に負けないくらいに主人公や家族を含む周りの人間関係や主人公の置かれている立場などの環境や感情を丁寧に描いており、特に主人公イシャーンは感情の起伏などを上手く演じ分けており、前半はほぼイシャーンのターン!


後半はアミール・カーン演じる。少し変わった美術の先生のニクンブとの交流を描き!兎に角、彼が出てきただけで物語のイメージが変わってしまうから本当に不思議で魅力的な役者であり、イシャーンとニクンブ先生との心の交流は見てて微笑ましく、劇中で使われている音楽や曲も素晴らしく、日曜の昼間のようなイメージとストーリーとしてはシンプルなのだが、演出の上手さや主人公や子供たちの笑顔そしてアミール・カーンの演技に心惹かれ最後は泣いてしまった。見終わった後は静かに染み込む優しい風を感じて余韻に浸ってほしい。


自分的に、ある意味アミール・カーンが教師役を演じているということで勝手な解釈で「きっと、うまくいく」の続編として妄想しニヤニヤしてしまった(笑)