あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外のことも

クジラの島の少女

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2002年 ‧ ドラマ/ロマンス ‧ 1時間 45分

ニュージーランドの小さな町でマオリ族の族長の家系に生まれた少女パイケア、族長は代々男であるというしきたりゆえ期待されずに育ったパイケアだが、成長した彼女はやがて一族の役に立ちたいと願うようになる。


マオリ族の伝統を守りたい族長の祖父と一族の役に立ちたい主人公(パイケア)伝統で男性が代々受け継いできた為に、自らのアイデンティティ、女性だから駄目だというしきたりに苦悩し葛藤が垣間見えるケイシャ・キャッスル=ヒューズの演技はとても良かった。そして、祖父に邪険にされても祖父が大好きなパイケアはとてもキュートであった(笑)途中、祖父が胸糞悪かったりするが、それも後半にはいいスパイスとなり次第に周りを大きく巻き込んでいくこととなる。


低予算ながらにも、それを感じさせない映像と世界観は素晴らしく、クジラの泳ぐシーンは特に印象的で、難しいテーマである。伝統や風習、性別的の問題、自然などをテーマに盛り込んでおり、決して万人受けする作品ではないが文化や伝統について考えさせてくれる一本である。