ヒットラーを殺し、その後ビックフットを殺した男
2019年 ‧ アドベンチャー/ドラマ ‧ 1時間 38分
タイトルからして、かなりB級臭を漂わすが!
久しぶりに自称「クソ映画愛好家」の血が滾り見たくなってしまった。
過去に極秘にヒットラーを暗殺し現役を引退した老兵士の物語。
冒頭。BARで酒を嗜む絵になるいぶし銀のサム・エリオット過去の記憶がフラッシュバックし過去と現在で進行していくスタイルの見せ方で、戦時中特殊任務につき、任務。恋等、そして生き残った現在の姿が哀愁を感じさせる人間ドラマを見せつつ、タイトルはおマヌケな感じだが、もしかして掘り出し物か!?っと期待しつついたら…
案の定。後半から何時ものB級映画お決まりのパターン突入!哀愁漂う伝説の老兵でいい雰囲気から、一気にSF世界に!雲行きが後半から世界観まで一気に怪しくなってしまった。
突如!政府から全世界的に危険な殺人ウイルスを持つビッグフット駆逐の依頼を受け単独狩りへと出発する。サム・エリオット、イエティを一気に追い詰めるも過去の記憶のフラッシュバック演出がちょっとミスマッチで後半はどうにもとっちらかり過ぎて、彼が木箱に入れた中身等謎な部分もあったりで、
見終わってモヤモヤ感が募ってしまった。役者や人間ドラマの演出は良かった分、クソ映画として見たけれど勿体なかったかな~~~と思える作品であった!