ワイルド・スピードX2
2003年 ‧ クライム/スリラー ‧ 1時間 48分
1作目でドムを意図して逃がしたとして、追われる身となったブライアン。前作でも驚異的だったドラテクを活かし、ストリートレースに明け暮れる中その腕に目を付けたアメリカ政府が国際的麻薬組織をぶっ壊す!為に雇い入れることに、そして新たなる相棒と今後、シリーズを通して活躍するブライアンの幼馴染ことローマン・ピアース
今回はバディ物となっており前作とは対照的にシリーズの中でもかなりライトで明るい仕上がりになっている!ちなみにドムは出てこず、トーンダウンかと思いきや、そんな事は無く前作以上にパワーアップっぷりの、冒頭からストリートレース!そして、カーアクションもてんこ盛り!ストーリーも前作よりも更にシンプルにカッコイイ車に乗って悪い奴らをぶっ潰す!(NHKをぶっ壊す!的なノリ)で頭をカラッポにして楽しめることは間違いないない!
バディものとした事で、ブライアンとローマンの掛け合いはまるで漫才を見ているかのような魅力も持っており、今後のシリーズでもこの緩急の良さが活かされてるのは見て取れるので、注目してもらいたい!
今回の見所としては、警察からの追っ手を巻くために倉庫から、これでもかとド派手でシャレた車の数々がウジャウジャと出てくるシーンは痛快であった!そして、前作のヒットで予算が明らかに増えたようなスリルあるシーンの連続とラストのカーアクションとトレイン・スポッティングばりの気持ちよさも相成ってこれまた、スカッとしたい時に見たくなる作品である。