あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

ドラゴンボール超 ブロリー

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2018年 ‧ ファンタジー/サイエンス・ファンタジー ‧ 1時間 55分

良くも悪くもファンのためのファンの映画!

テレビアニメ版からの続きとして描かれており、主に前半は、プロローグのような今まで短編で描かれた部分と+αで鳥山明が少々補正を加えた。描かれることは無かった悟空の母親やなんかも登場。更にブロリーの設定も新たに付け加えられ今までのシリーズでは冷酷無比なイメージであったが、より人間らしさを持ったキャラクターになっていた。(カカロットという設定は消えていたが…)


後半はもうずっと戦いの戦いで、今までの劇場版ドラゴンボールシリーズの戦闘シーンを全部詰め込んだような集大成的な、多彩な攻撃や必殺技の応酬から、フリーザの茶番劇(笑)ブロリーの強さの源や伝説の超サイヤ人と呼ばれる圧倒的なまでの暴君ぷりとテンポの早さで、ヌルヌル動くこと動くこと、途中CGを使ったシーンは若干、蛇足であったがそれをマイナスとしてもプラスされる戦闘シーンの凄まじさは見事でしかなく歓喜であった。


そして、今後ブロリーをモロにテレビ版に絡めてくる気満々の大人の事情的マネーのニオイもプンプンさせる的な未来も見え隠れするラストであった(笑)が、正直。今までのシリーズの中では1番好きなラストで悟空らしさも出ててニヤリとさせられて良かった。正にこれぞファンが待ち望んだであろう圧巻の戦闘シーンの数々は劇場の、大画面楽しんで見るべき映画であり、ストーリーは寧ろオマケで「考えるな、感じるんだ!!」っである。