グリーンブック
2018年 ‧ ドラマ/コメディー・ドラマ ‧ 2時間 10分
最高のバディ&ロードムービー性格と生き方も正反対の2人がコンサートツアーの旅でぶつかり合いながらも互いの境遇や人種の壁を乗り越えいつしか認め分かちあって行く様はずっと終わらず見ていたいと思うほどに素晴らしかった。
暗くなりがちな黒人差別のテーマも絶妙なバランスでユーモアを交えながら暗くなり過ぎず差別や偏見について改めて考えさせられるキッカケをくれ
そして、アカデミー賞助演男優賞を受賞したドクを演じたマハーシャラ・アリと荒くれ者で乱暴者に見えて実は人情屋のトニーを演じたヴィゴ・モーテンセンの演技のぶつかり合いや掛け合いは魅入ってしまい拍手を贈りたいほど、特に印象的だったのはチキンの下り(笑)ドクとトニーの上下関係の入れ替わりが特に激しく面白かった。他の場面でもそうなのだが、トニーが道徳的にいけない事をするとドクのお母さんっぷりが現れて叱るといった関係性も最高であった!
手紙のやり取りとドクの悩みからトニーの名言が伏線としてラスト対になってる洒落た演出も上手いなぁっと頷いてしまう程で流石は「メリーに首ったけ」の監督で言うことなく久しぶりに満足いく作品を見れた。
映画を見た後は確実にケンタッキーやジャンクフードが無性に食べたくなること請け合いである(自分は鶏肉食べれないけど😅)