あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外のことも

スプリット

f:id:anmitunradio:20181030225435j:image

2017年 ‧ スリラー/サイコホラー ‧ 1時間 57分

ヴィジットがシャマラン印が濃く面白かったので期待をし続けて鑑賞。


突然、見知らぬ男に拉致され密室に監禁された女子高生3人組、誘拐犯は23もの人格を持つ多重人格者であった、果たして彼の目的、女子高生らは脱出出来るのか?

 

ヴィジットのような、緊迫した内容で監禁脱出の作品なのかと思いきや、そんな期待を簡単に裏切るのが、シャマラン映画という事もあり、フタを開けりゃ!誘拐犯で23もの多重人格を演じる。ジェームズ・マカヴォイの演技を終始、楽しむ作品であった。


映画「サイコ」のオマージュを臭わすタイトルと設定、そしてヴィジットから再確認した独特のストーリーテリングと観客を誘導するうまさは相変わらずで、独特の不安を感じさせる演出と構成は見事、


ジェームズ・マカヴォイ演じる多重人格者の9歳の男の子から、女性、他何人か(23人全部は出ない)は素晴らしく、ふとした瞬間に、入れ替わる人格をかなり作り上げており圧倒され。ある種、職人芸かと思わせるようであった(笑)


ヒロイン役が魅力的で毎回トラウマを抱えた設定であるが、今回も見事な人選で演じたヒロインのアーニャ・テイラー=ジョイの目の演技が印象的で惹き込まれるようであり、犯人との対峙は傷ついた魂が共鳴して、解放される救いと再生のある物語であったと感じさせられた。


作品の切り口や全体を通し、かなり訴えたメッセージ性を詰めこんで、言いたいことは分かるのだがいかせん自分としてはあまり響かなかったのはラストのアレもあってか!?シャマラン作品を見返さないと少し解釈にも影響するものであり、改めて見返したいと思い、賛否はかなり割れそうな作品である。