あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

アクアマン

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2018年 ‧ ファンタジー/SF ‧ 2時間 22分

海洋生物と意思の疎通ができるアクアマンが人類存亡の危機に立ち向かうアクションヒーローの活躍を描いた作品。


DCは作品公開の順番を何故しっかり考えず公開してしまうのだろう?ワンダーウーマンの前にバットマンVSスーパーマンそして、アクアマンの前にジャスティス・リーグを公開。順番が逆であればもっと早くにDCの人気熱は上がっていただろうに...その点で言えば確りと計画性やストーリーと時系列がマッチしているMCUはいいお手本だ。

 

だが、ワンダーウーマンでそれまでダークでシリアスなイメージであったDC作品に対しイメージに変化が訪れ、このアクアマンでは完全にそのイメージを払拭する事に成功したと言えるほどに、この作品ではポップで明るく今までのマンオブザスティールやVSやジャスティスリーグで感じた辛気臭ささも一切なく。ストーリーもキャラクターもスッキリ楽しめる内容となっており。言ってみれば綺麗な海辺で極上の海鮮丼を食べ最高の旅行を楽しんだかのような気分にさせてくれる作品である。

 

そして、肝心のアクアマンに関しても主役を演じたジェイソン・モモアの魅力とマッチョ要素(笑)尚且つ痛快でアクションとアドベンチャーと海底を舞台に今までに見た事がない世界観を描いており童心に帰ったかのようなワクワク感も感じさせてくれたのもデカかったと言えるだろう。ラスト辺りの大怪獣バトルは少し詰め込み過ぎた感はあったが、それでも甲殻類族のバトルはなんだかホッコリさせられた(笑)敵キャラのブラックマンタやら魅力的な登場人物をふくめダディー&マミーの再開シーンではホロりとさせられたりと笑いあり、涙ありのエンターテインメントであった。


正直、今までDC作品は全作(グリーンランタンは最高!)見ているがワンダーウーマンも含めてだが、苦手だったのだがこのアクアマンは完全に今までのシリーズの中でも頭一つ抜きでて痛快と面白さを兼ね備えた作品であった。もうすぐ公開の「シャザム」もこの作品を見てしまうとついつい期待してしまう!