ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
1993年 ‧ ファンタジー/ミュージカル ‧ 1時間 16分
喰わず嫌いで手を出す事がなかなか出来なかったが、ついに味わうことに成功!
クリスマスに魅せられた“カボチャ大王”こと主人公のジャックが、ハロウィン・タウンでクリスマスを再現しようとするのだが...
ストーリーはシンプルでいかにもファミリー向けという感じではあるのだが、所々にティムの遊び心が散りばめられており、シザーハンズ後に作られてのもあってか、雰囲気というか世界観が繋がってるようで、どこかにエドワードが暮らしてたりなんかも想像できたりするのもファンとしては嬉しくもあり面白く楽しかった。
ミュージカル仕立てのストップモーションアニメは凡そ20年前とは思えないできばえ!ハロウィン・タウンに住む住人もダークで可愛らしく憎めない吸血鬼やオオカミ男から魔女やモンスター(ブギーマンの中身以外は)...etc!
やはり、この手の作品を作らせたら右に出るものはいないピカイチのティム・バートンの世界が爆発したファンタスティックでありクリスマス映画と聞かれれば必ず名前が上がるほど定番の意味も鑑賞してみて、なるほどっと理解できる納得の1本であった。
...その他にもティム・バートン作品でストップモーションアニメは幾つかあり「ティム・バートンのコープスブライト」や「フランケン・ウィニー」もこの機会に是非とも鑑賞してみたいと思った。