あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外のことも

ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書

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2018年 ‧ ドラマ/スリラー ‧ 1時間 57分

トランプ政権に対するため、スピルバーグ監督が「今、作らなあかん映画やんけ!」っとレディプレも製作した最中で僅か、9ヶ月で完成させてしまった本作。


米国政府はベトナム戦争での都合の悪い真実を30年もの間、 隠しておりそれをめぐる。政府VSジャーナリストの攻防を描いた実話な作品。


これを9ヶ月で作るとは、まさに映画界の巨匠たる所以だと思ってしまうぐらいに重圧な作品とそこに込められたメッセージ性は断固たるものであるかの如く、響くものが確かにあった。


如何に当時の米国国民が政府の隠蔽に騙され続け、勝てる見込みもない戦場に若い兵士を注ぎ込み、無駄死にさせていたという、許し難い行為とそれをさも正義だからという、ある種の便宜上の方便等は違う国の自分からみたとしても、かなり異常に感じ衝撃的であった。


例えるならば、ギャンブル依存性の中毒で、借金まみれの男が更に悪循環のように、ジャブジャブとギャンブルにお金を注ぎ込み、更なる悪循環の吹き溜まりのドン底に堕ちたのにも関わらずに、周りには言い訳をし更に泥沼に身を投じるかのようにも見えた。


しかし、それに黙っていられないのも人間の性という部分と展開にはハッキリ言ってテンションが上がった!世界有数の新聞社NYタイムズから、まだ地方紙で弱小であったワシントンポストの告発を描くまでの絆や葛藤から臨場感ある展開は人間ドラマとしても見応えがあり、後のウォーターゲート事件にも繋がるようにも暗示され、見事に現政権のトランプ大統領に対する警告ともとれる内容はスピルバーグ監督でしかなしえなかったといえ、日本も見習ってほしいと思う作品であった。