漫画 『吾輩はハシビロコウである。名前はまだない。』 2羽
第2羽 「StayHome」
お題「#おうち時間」
緊急事態宣言から、外に出ちゃダメと国からのお達しと要請があってあくまでも協力してみんなでコロナを食い止めようのお国柄日本。国に関しては補償が遅れたりと、潰れてしまうお店や失業者も、正直対応が遅いんじゃないかと思う部分もチラホラ。自粛警察やなんかで間違った正義を押し付けようとするなど、東日本大震災の時と同様のことが起こったり国民の怒りもピークに達しGW後には都内の街中は人で溢れかえって、まだ完全終息じゃない中で今が1番自分的には怖いと思ったりしてビクビクしている!正直自粛疲れもあったりと、早くコロナ収まって平和な日常に戻ってほしい今日この頃である。
漫画タイトルを考えるにあたり!
日本沈没
1973年 ‧ SF/パニック ‧ 2時間 23分
阪神大震災、東北大地震、そして来たるべき東南海地震。実質70%の確率でいつ起こってもおかしくないとされ、コロナウィルスの最中の地震で今、まさにこの時に南海トラフ地震が来たらどうなるのだという疑問と恐怖に駆られ、考える何かしらのヒントは無いものかの想いで鑑賞!
深海潜水艦・わだつみで日本海溝直下の大規模な地殻変動の異変に気づいた小野寺と田所博士。このままいけば日本列島は海中に沈没する大惨事になりうる事態が予測され、折をなすかのように各地で火山が噴火や大規模な地震が発生…
小松左京氏の原作SF小説を映画化約30年以上前の作品と最初は見るのに抵抗があったものの、もっと早くに見ておけば良かったと思い知らされた。
専門的な地震が起こる仕組みや現実に起こりえる事態を本当に上手く考察し簡潔に物語に繋げており、自然の前では如何に人間はちっぽけで蟻んこの様な小さな存在なのかという現実の有様をまざまざと突きつけられる恐怖。
主要登場人物の深海潜水艇の操艇者。藤岡弘、地球物理学者の小林桂樹。内閣総理大臣の丹波哲郎等の人間模様と名優達の演技の共演がまた渋くて良かった。
日本沈没までのXデーを知った藤岡弘、の街を彷徨いどうすることも何処にも逃げ場所がないと日常を当たり前に生活する人々に届かけぬ想いで訴えかけるシーンは皮肉になるかもしれないが、今の平和ボケしている日本人に訴えかけているかのようにも見て取れ
丹波哲郎総理大臣の国家の危機に対して国のトップたる者がいかに処すべきか、前人未到の難しい難曲にどう対処する最中、政界・財界のトップによる“D計画”の3枚の選択の中の1枚「なにもしない」このまま沈みゆく日本と心中という選択肢が最良とされながらも、それでも1億人の国民や日本人としての民族の存亡や在り方を考え最後まで日本の行く末を心中覚悟で見定める姿には、これが国民がついていきたいと思えるトップの姿だと思えた。
30年前の作品ということながら地震で倒れる家屋や建物はある程度時代感を感じさせる部分は有りながらも、リアルな人間描写や日本列島が海の底に沈んでいく姿は、日本人なら誰しもが故郷を無くした失ったかの様な感覚に陥るはずだ。ラストまで現実的に救いは何処かにはあるものの喪失感と哀愁を感じた作品だが、日本という国の在り方や、海外と在り方。非常事態や危機感、普段からの個人の心構え等。約30年前から訴え続けられている事にどう備えるべきかを試されているようなメッセージを受け取った気がする。
まむしの兄弟 お礼参り
まむしの兄弟の2作目!
今回は、とある温泉宿場町街にレジャーランドを建設しようと企むヤクザ企業と、昔からの仕来りを守るヤクザの抗争に巻き込まれる。まむしの兄弟。
お決まりの獄中生活をつとめ終えたゴロ政(菅原文太)は、“不死身の勝”の異名をとる兄弟分の勝次とともに、、、、の前に。前回のラストであれだけヤクザ組員を殺しまくったのに出所できるってとどういうことなんだろうか?っと心の中でツッコミを入れつつ(笑)
服役中の仲間に託された頼みを果たすため、鳥取県は米子の温泉町へとやって来た。一家を構えるムショ仲間のヤクザの親分の娘で姉の力になろうとするも、ここは文太さんっぽいキャラクター(トラック野郎の星桃次郎こと)一目惚れ!
そして、まむしの兄弟の十八番でもある。対立する暴力団相手に大暴れ、するも返り討ちからの復習もことは上手く運ばず、逆に仕来りを守るヤクザの姉さんに迷惑をかけこの町から出てけとお説教を食らう羽目に!
いじけながらも海辺でまむしの兄弟が互いに殴り合うの姿は昔の男同志の喧嘩から友情が芽生えるかのような雰囲気、金に困ればヒモ相手のトルコ嬢に稼がせては日銭を稼ぐクズっぷりはさすが、まむしの兄弟(笑)
そんな最中、金バッチで前作で若頭で殺された安藤昇が再登場!恋敵としてゴロ政の前に立ちはだかりまた一波乱もふた波乱も巻き起こしつつ!フラグをたて殺されてしまう安藤昇!その復習にチンピラやくざの心意気をとことんぶちまける!まむしのようなしつこさと、天下御免の暴れっぷりの痛快さたるや。川地民夫とのコンビも益々冴え前回以上に人情・笑い・涙の三拍子が揃った作品である。
まむしの兄弟
前から、見たい見たいと思っていた菅原文太出演シリーズ第1作目。
暴行!恐喝!かっぱらい!なんでもござれのまむしの兄弟!ことムショあがりのゴロ政役の菅原文太と、兄弟分・不死身の勝役の川地民夫のコンビ。
前科12犯の刑期を終え出所したところから物語は始まり。神戸を拠点に世間からは毛虫のように嫌われながらも、ゆすり・たかり・スケこましと縦横無尽に暴れまくる愚連隊義兄弟のゴロ政役の菅原文太と、兄弟分・不死身の勝役の川地民夫のコンビ。
出所したと思いきや、喧嘩三昧。喧嘩が終われば腹ごしらえの店ではフランス語も読めずに店員に傍若無人な態度とステーキをかっ食らう文太さんの相変わらず、メシを美味そうに食うシーンからの、女日照り続きが続いた獄中生活の為か、店でナンパのやりたい放題www(フラれるが)その後は、シリーズお決まりとなるこの時代の名残かトラック野郎でもおなじみのトルコ(風俗)に行く事に、そこでまた一悶着ありヤクザこと金バッチとの抗争に巻き込まれ、返り討ちに合うものの、「兄弟ガソリンじゃ」と文太さんが弟分と酒をあおり!再度、ヤクザに乗り込む無茶苦茶でぶっ飛んでて、これぞ文太さんだと言わんがごとく!一見屑(いや、相当の穀潰し)だけど、人の心と恩は忘れぬ義理堅いコンビ、ちょっとおつむとお金と自分より強い相手には弱くて足りないところが多いがwラストの悪人相手に大立ち回り!菅原文太と川地民夫の痛快ぷりが気持ちいい
あの明石家さんまが大ファンだったとかで、さんまのまんまで、文太さんに続編をお願いしたとして(笑)リメイク版ではファンだったきっかけから、明石家さんま本人も出演したとされる。ある意味ではマニアックな作品!
ONEPIECE STAMPEDE
2019年 ‧ アドベンチャー/アニメーション ‧ 1時間 41分
ワンピースはジャンプで毎週読む派のワイこと赤足。GW中に漫画61巻まで無料で読めてしまうキャンペーンで久しぶりに読み返し再度その面白さにハマってしまった。
最後にワンピ映画見たのはマリンフォード編のストロングワールド(2009)で、劇場で漫画0巻が貰えるというオマケにつられて見たのが最後であったが!
今回のスタンピードは前評判と、今の原作に繋がるネタバレも含む尚且つ!新旧のキャラクター達がオンパレードで出てくるという「海賊万博」というストーリー。
自分的にも漫画インペルダウン。マリンフォード編の過去に敵だったキャラクター達との共闘が好きだった為に。今作は特に楽しめた。肝心の原作のネタバレに繋がるあるお宝も出てきたりと、麦わら一味とルフィーが過去のキャラクター達と共闘し最強の敵で元海賊王ゴールド・ロジャー号の乗組委員であるバレッドと闘うシーンは胸アツ!であっという間で楽しめた。
だが、次回作映画もし作るとしたら敵含め今回でやり尽くした感が半端なく集大成的だったけど、大丈夫なのかと心配になってきた感もある(笑)20周年記念版な作品であった。