あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

燃えよスーリヤ!!

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2019年 ‧ アクション/コメディ ‧ 2時間 15分

無痛症の肉体とカンフーを駆使して悪に挑むスーリヤの奮闘劇を描いたアクションエンターテインメント。

 


仕事終わりに友人に今気になる映画で、この作品を聞いて興味を持っていざ鑑賞。

幼少期に母を亡くし父と爺ちゃん特に、爺ちゃんにアホほどの格闘映画を観させられ、とある片足の空手家の100人組み手のビデオを見て、空手マンを目指すことになった。主人公スーリヤ!学校ではイジメの対象となり、それをいつも庇ってくれた幼なじみの女の子スフリを守るためにさらに強さを求めるといった内容。


ある意味主人公のスーリヤの気持ちは、自分も小さい時にジャッキーの酔拳をみて、クルミを意味無く指で潰そうと鍛えたり真似した記憶があるので(笑)強くなりヒロインを助け悪党を倒すというスーリヤの気持ちは幼少期にジャッキーやヒーローものにハマった人なら誰しも共感出来るんじゃなかろうか?でも、やはり大人になるとどうしても現実を知ってしまい、そんな事は何時しか忘却の彼方へと消えてしまうもの、其れを大人になっても貫き通すスーリヤの姿に何処かしら、幼き自分を重ねて見てしまった所はかなり大きかった。


しかし残念だったのはストーリーと無痛症という設定を上手く生かしきれていなかったことと、キャラクターの掘り下げで肝心のスーリヤが淡白な性格でもうちょっとくどいくらいの濃厚なとんこつラーメン熱血野郎なら良かったんだけど、イマイチ何を求め戦っていたのかが伝わってこなかったのは残念だったが、ヒロインのスフリが圧倒的な美しさと溜息が出るほど目の保養になってお釣りがくるほどの魅力的であったのと、それを補うほどのぶっ飛びなアクションとカンフーや空手しまいにはサムライ等の日本愛❤インド映画お約束の歌とノリノリのラップ!


そして!この映画はカンフーのブルース・リーをも崇拝しているため、うまくいってしまえば。

 

「考えるな、感じろ」

 

な作品なのだ!兎にも角にも、もしかしたら続編も期待出来る終わりでかなり実験的で挑戦的な今後があればもうひと皮もふた皮も剥けて化けそうな作品であった。

シティーハンター THE MOVIE 地上最香のミッション

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2018年 ‧ クライム/アクション ‧ 1時間 33分

2020年2作目に選んだ劇場映画は

実写のシティーハンター!しかもフランス版。


前情報で写真や予告見た限りでは悪くないのテイであったが、まさかのその予想の斜め上を超えてくるほどの面白さには正直おったまげ!


ちなみに吹き替えで鑑賞。冴羽獠の吹替えを山ちゃんこと山寺宏一と香を沢城みゆき、サブを何故か?神谷明さんが担当と笑ってしまった。


実写キャストに関しては、

フランス人(監督本人)冴羽獠の再現度〇!

香は特に違和感なくまさに香で◎!

ファルコンこと海坊主も◎!


いやー舐めてた。これほどまで面白く原作愛に溢れてしかも、フランスのブラックジョークとシティーハンターもっこり含めてギャグがここまで上手いこと化学反応するなんて(笑)


ところどころで、散りばめられた。日本の漫画ネタらんま1/2キャプテン翼諸々!のシーンから日本愛を感じ、この監督は本当にシティーハンターを心から愛しているんだとヒシヒシと伝わり、まるで、アニメで見てたシティーハンターを丸々1話観てるかの様な感覚に陥ったほど!ラストのGet Wildも見事に再現されて、アクションとギャグのメリハリとテンポも良くクライマックスまでの熱量が一定して高かく。ここまで満足出来る実写化はある意味、はじめてだったかもしれない!なので、日本よこれが実写化だと声を大にして言いたい!(笑)


そして、OPのクレジットでB級映画専門の名門店ことアルバトロスの名前が出た時は吹いてしまった。たまにこの会社当たり引くから憎めないんだよなぁ!やるじゃん!アルバトロス(笑)


終わったあとは友人と実写版シティーハンターになると冴羽獠はケツアゴになるんだとくだらない話で盛り上がったほどに愛を感じて観ていて気持ち良く楽しめ満足出来るファンムービーであった。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

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2019年 ‧ ドラマ/歴史フィクション ‧ 2時間 48分

今年一発目は2020年一発目に鑑賞した映画!『この世界の片隅に』におよそ30分の新たな場面を追加し、より前作よりも登場人物や当時の背景を深く掘り下げた完全に新作と言っても過言ではない出来に、前作でも号泣したのに今回は劇中で2回ボロ泣きしてしまった!


日本の戦争映画やアニメと言えば関連付られるのが蛍の墓や、はだしのゲンの2つ。如何に当時は悲惨で惨いかとこれでもかと描写された作品に対してこの作品は、反戦映画とはひときわ違い舞台が戦時中に設定された以外は、対極的に家族や、戦時中の日常生活の大切さ、そして何より重要なのが絶望のどん底にある時への逆境の克服。言わば破壊と再生がテーマであった。


主人公「すず」のフィルターを通し見る世界では、時に過酷な状況に希望を無くすことがあったとしても、愛する者たちと共に笑うことが如何に世界をより良い場所に見せてくれること気付かされ、異常な環境で常にその中で凪の様に佇む彼女の普通さこそが改めて戦争への悲惨さや今の暮らしの尊さを感じ取らせてくれ

 

彼女の生きる。のどかな暮らしが、この世界の片隅に確かに存在していたという「現実」が確かに自分の中に根付き、その場所に住む人達、自分自身がこの世界の中心で、物語の主人公であり、何があってもそれを守り、生きていくことの大切さを失ってはいけないはずなのに、今自分たちが生きているこの現代では、それらを忘れがちなのに気が付いた時は悲しかった。だからこそ当時の何気ない暮らしの当たり前にある日常を描いているこの作品は人の感情に敏感に触れ心を震わせてくれたのだと、改めて当たり前にあるこの日常や尊さを人は人間は忘れがちであることを深く思い知らさた気がした。


過去と比べることで、今現在自分たちが持っていることに対する感謝の念を持て生きるという面で、日本人いや人間本来の姿がこの主人公の「すず」なんじゃないかと思った。そして何より、過去こそが今現在の自分たちを形作ってきたのだから、、、


いまだにこの映画を見てから気持ちを克服、消化することが出来ないでいるが、すずさんのように自分も穏やかに日常を毎日に感謝し家族を隣人を思ひ笑顔を忘れないでいようと見習いたいと深く感じた作品であった。

2020年初詣🎍🐁⛩

去年の年末にかけて666という数字を毎日のように見かけ結構悩んでいた( ੭⌯᷄ω⌯᷅ ).。oஇ米国では悪魔の数字と呼ばれていた事もあり、都市伝説好きな自分としてはある種、怖くなった。時計を見れば666!レシートの金額が666!ゲームの点数が666!等·····他も偶然では無いように続いてたので、神にもすがる思いでネットで検索!

 

したらばエンジェルナンバーと言うのが表示され、その中で意味が表示されて納得してしまった。なんでも!666は物事に執着しすぎるために『物質面の不安を手放してください』という意味が込められていたらしい!

そう、思い当たるは男はつらいよシリーズを早く消化しなければや、仕事や恋愛に関してもかなり様々なことに執着しすぎていた事も当てはまって納得した。

 

そして、案の定今はノルマも仕事も恋愛は平行線だが💦クリアした途端に、今度は444とい数字に切り替わったのだ!エンジェルナンバー曰く、全てがうまくいく状態になっていますので、あなたの望むことを叶え、ほしいものを手に入れることができるときです。というプラス評価!

 

なので前置き長くなりすぎたけど 笑 今日4日に初詣と決め込み行って来たのは、小野照崎神社。

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前から来たかった場所で、あの渥美清さんが男はつらいよのシリーズで寅さん役を得た神社⛩で有名な場所。でその後も芸人さん達がお参りに来たりして仕事に結びついたと話題になった場所でもある為、ある種今年は勝負年だと思っていたので、寅さんの聖地巡礼ではないが初詣と寅さんが映画で身に付けてたいた、御守りも購入し自分も今年1年はこの御守りを寅さんのように首からかける事を誓った。そして、おまけでおみくじも引き結果は中吉でまあまあ!笑

 

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どうか御利益有りますように🙏🏻✨

 

 

2019年イラストー総決算

毎年その年の頭に目標決めて、一昨年2018年は映画一日一本とレビューあげを目標にして、昨年はTwitterとブログ用のアイコン月イチで描いてました。自己満ですが笑💦さて、今年の映画関連の目標はどうしようかな( ̄﹏ ̄;)

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男はつらいよ お帰り寅さん

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2018年 ‧ ドラマ/コメディ ‧ 1時間 56分

この作品の為に10月に1作目から寅さん追っかけるため見始めてレビュー後回しになってました(;;Φ Φ)

 

前日に何とか49作見終わりやっとこさ!お帰り寅さんにチャレンジ!


男はつらいよを見る前は正直、名作かもしれないけど長いなーの感覚だったけれども、この作品を見るに当たって本当になんで、もっとちゃんと見ておかなかったかと後悔しまくっていつの間にかどハマりしていた。

 

やはり70年代の邦画映画は自分の映画肌と合い、トラック野郎然り仁義なき戦い等の名作の数々。そして男はつらいよである!


今作で渥美清演じる車寅次郎は今の時代に住み暮らす、登場人物=観客達の心の中にある寅さんを思い起こさせてくれる仕上がりとなっており、寅さんが皆の心に生き続ける理由や意味。魅力なんかを再確認出来るか仕上がりで。脇をかためた、おいちゃんやおばちゃんタコ社長の面影も見えつつも、遺影に飾られた写真を見て、そして寅さんが出演していない部分は淋しさを感じてしまった。

 

だが満男や他の登場人物が思い出す寅さんの思い出のシーンで寅さんが画面に映る度に沸き起こる劇場での笑い声には一緒になって自分も笑い、泣き。高度成長から今に至るまでの誰しもの心に有るであろう人生を寅さんというフィルターを通して見ることで、改めて考えさせられる家族や人間同士の絆。生きることの尊さ。人間って日本人っていいなぁ~っとしみじみ感慨深い深い気持ちにさせられた。

 

1作目から50作目として紡がれ幕を閉じるシリーズに淋しさを感じつつも全てが繋がって完成された壮大な大河ドラマのような大きな作品で最後のこの作品は、個人的にはよくアーティストのLIVEが終った後に行われるアンコール的な作品かなぁって感じがした。


本当、今の時代に大事な何かを教えてくれるような、忘れてはしまいがちな日本人の心の響く作品であった。そして、この名作を作って一区切り付けてくれた山田洋次監督に心からありがとうという言葉を贈りたい!

あけましておめでとう御座います🎍

新年あけましておめでとう御座います🎍

私生活が忙しくて、なかなかブログと映画レビューが出来てない今日この頃!今年はもう少しストイックに映画とレビューに力入れてこうと思ってます。こんな拙いブログですが今後とも宜しくお願い申し上げます!

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