残酷で異常
2014年・サスペンス・SF 1時間35分
愛する妻を殺してしまった。主人公が同じ時間を何回も繰り返し行き来し巻き戻される世界へ迷いこんでしまったサスペンス作品。
ジャンル的にはループもので
系統的には「バタフライ・エフェクト」「ジャッケット」のように、哀愁と見終わった後にメッチャ余韻が残る作品で、特に脚本が見事に練られており、何回かループする中でも展開によって次第に違った側面からのヒントなどのピースが見え隠れし、予想しつつも思いがけない展開に話の着地点が何処に向かうの全くわからない緊迫感ある展開と結末は...そうくるか!?やられたっと衝撃を受けるほどに、見事で素晴らしかった。
全体的に派手さは無く、お金もそこまでかけずに、脚本と内容で上手いこと魅せてくれる作品で、海外特有の宗教観念が下地と愛についても深く考えさせられる作品でもあったと言える。
しかし、
タイトルで気になり、ホラー系を期待して鑑賞したのだが、見当違いで、タイトルでかなり損してる作品だと感じた。どして、このタイトルにしたの?それだけが唯一の腑に落ちない点であった( ´灬` ก:)