きみへの距離、１万キロ

北アフリカの砂漠で石油泥棒を監視するロボットを、1万km離れたアメリカから遠隔操作するゴードン。彼はある日、ロボットを通して美しい女性・アユーシャと出会うのだが...。

今の時代で実際に起こりえそうなシュチューエーションがリアルであった。主人公のゴードンは彼女にフラれ凹んでたが、仕事の監視で自分が住む地球の真裏の監視でたまたま見掛けたアユーシャに恋してしまう、そこからもう犯罪スレスレのストーキング行為とも思われそうな行為に駆られ彼女のある種の悩みを知ってしまったからさあ大変！ゴードンが取った行動とは？ロミオとジュリエットをなぞったかのようなストーリーング展開と主人公が自分の地元に(殻)に閉じこもっていたがそれをぶち破るかのように外へと出ていく決意とラストの爽やかに終わるシーンは印象的であったのだが...いかせん上手く設定を生かせずじまいな点と唐突過ぎる展開に少し無理くり感が感じられたのは残念であった。もう少しそのへんを違和感なく丁寧に作りくんで演出出来ていたらもっと素晴らしい作品になっていたと思った。設定と俳優陣も良かっただけに勿体ないと感じた。