あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外のことも

ノクターナル・アニマルズ

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2017年 ‧ ドラマ/ミステリー ‧ 1時間 57分

オープニングは今まで見てきた映画の中でもぶっちぎりのインパクトと不気味さと不快さを感じさせられた!!


スーザンは物質的には恵まれながらも、心満たされない日々を過ごしていた。ある日、離婚した元夫エドワードから、彼が書いた小説「夜の獣たち」が送られてきて、その内容に動揺し、次第に再会を望むようになる。彼はなぜ小説を送ってきたのか…?


元夫の小説を皮切りに、現実と過去と小説の3つの世界が並行して描かれ展開していく、現実はスーザンの現状や夫婦生活、元夫との関係などを取り巻く愛憎劇が描かれ、小説は夫と妻と娘がトラブルに巻き込まれ暴力的で猟奇殺人事件と復讐劇を描く壮絶なバイオレンス描写で描かれていて、劇中劇だと分かっているにも関わらず、緊張感漂う世界観と暴力シーンは凄く怖く見ていていたたまれななくなった。そして、元夫役と小説の夫をジェイク・ギレンホールが相変わらずの魅せる演技で圧倒的存在感で、現実世界と小説との境目が分からなくゴッチャになるような、この物語は小説は愛情又は、復讐を表しているのか?どの着地点に行こうとするのかどんどんと食い入るように見てしまい、小説の中で起きることがメッセージとして刻まれ、過去と照らし合わせその裏に潜んでいる本当の意味を知った時には、人間とはここまでと思う程にゾッとさけられ驚かされた反面。面白いと感じた。...ラストは呆気なく感じ、見る人によっては意味不明かもしれないが、逆にこのラストだったために見終わった後の余韻が半端なく色々と考察させてくれる仕上がりになっている。