あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

夜明け告げるルーのうた

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2017年・ファンタジー/コメディ・1時間53分

2017年アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門クリスタル賞(最高賞)を獲得!


四畳半神話大系

・ピンポン

夜は短し歩けよ乙女

デビルマンCry BABY


数々の名作を湯浅監督流に色付けし独自の世界観と原作の良さを壊さず上手いこと混ぜ合わせ、"混ぜるな危険"ではなく、"混ぜると安全"いや、成功!の如く手掛ける作品の評価が高い湯浅政明監督のオリジナル作品,ストーリーは寂れた漁港に住む中学生の少年・カイとそのクラスメイトの国夫と遊歩と人魚との交流を描いたひと夏のファンタジー作品である。オリジナルという事で、今までの湯浅監の世界を爆発させたような世界観であり!音楽好きの人魚のルーがハチャメチャで自由奔放で魅力的に描かれて、主人公のカイを含むクラスメイトのバンド仲間と一緒に演奏して島のみんなでダンスやステップするシーンは湯浅監督ならではでとても楽しくノリノリであった♫何より、人魚の設定なども面白く!その設定を上手く描いており、斉藤和義さんの曲「歌いうたのバラッド」も劇中で印象強く何回も使われ、盛り上がりあるラストとお祭り騒ぎ感は湯浅監督オリジナルでとても面白く!原作作品だけの監督ではないという事も知らしめたい感を感じた作品であり、もっと湯浅監督のオリジナル作品を見たくなった一本でもある!