あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

エイリアン4

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1997年 ‧ ミステリー/アクション  1時間 56分

エイリアンシリーズ最終章。監督を務めたのは「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督。


3から路線変更を間違っただの、くそみそに言われた前作からの続編で正直、あの幕引きからどうストーリー展開するのか気にはなってたが、リプリー亡き後の200年後が舞台の、DNAからリプリーのクローンを作りあげーの!体内からエイリアンを摘出から養殖はじめました(冷やし中華はじめました的)な流れになるとは思わなんだ(笑)


1からエイリアンを軍用の兵器として扱おうと企ててたブラック企業の黒幕も4にてやっとやっと登場等!全てぶち込んだ感はラストだからヤケクソで畳み掛けパターンにも見え、それに加えて今までのシリーズと比べると妙に緊張感が感じられず、ホラーやサスペンスよりもアクション映画になった感じで、コミカル的な雰囲気もあり、監督が監督だったからであろうか?


リプリーに関しちゃ、エイリアンと人間のハイブリッド型エイリアンで、ただでさえ大きいシガニー・ウィーバー(182cm)が更に、圧倒的強者が持ちうるであろう、オーラをビシバシと放っておりその部分も物語の緊張感が薄らいだ要因とも思ったが、毎度シリーズを重ねる事に違った世界観を魅せてくれるのもお楽しみであったためか、すんなりと受け入れられた(笑)


エイリアンも今回は見所が多く、特に水中のシーンはマニアには喝采であっただろう。そんでもって、新種のエイリアンの登場!特に今までになかった髑髏で眼球が付いたヴィジュアルはなかなかキモく、哀愁を感じモンスター物としてなかなか見応えがあった。


シリーズの中でも安っぽく感じたが、アクション物やモンスター物から人間ドラマから様々な要素を詰め込んだ玩具箱のようなエンターテインメント作品だったと感じた。見る側としては評価が分かれる作品だが個人的には嫌いではない!あと、最後にこの時のウィノナ・ライダーは可愛らしかった(笑)