あかあしの足跡

自らの目で見た映画を独断と偏見でぶった斬るブログ!たまに映画以外に漫画も

グリーンブック

f:id:anmitunradio:20190313120017j:image

2018年 ‧ ドラマ/コメディー・ドラマ ‧ 2時間 10分

最高のバディ&ロードムービー性格と生き方も正反対の2人がコンサートツアーの旅でぶつかり合いながらも互いの境遇や人種の壁を乗り越えいつしか認め分かちあって行く様はずっと終わらず見ていたいと思うほどに素晴らしかった。

 


暗くなりがちな黒人差別のテーマも絶妙なバランスでユーモアを交えながら暗くなり過ぎず差別や偏見について改めて考えさせられるキッカケをくれ

 


そして、アカデミー賞助演男優賞を受賞したドクを演じたマハーシャラ・アリと荒くれ者で乱暴者に見えて実は人情屋のトニーを演じたヴィゴ・モーテンセンの演技のぶつかり合いや掛け合いは魅入ってしまい拍手を贈りたいほど、特に印象的だったのはチキンの下り(笑)ドクとトニーの上下関係の入れ替わりが特に激しく面白かった。他の場面でもそうなのだが、トニーが道徳的にいけない事をするとドクのお母さんっぷりが現れて叱るといった関係性も最高であった!

 


手紙のやり取りとドクの悩みからトニーの名言が伏線としてラスト対になってる洒落た演出も上手いなぁっと頷いてしまう程で流石は「メリーに首ったけ」の監督で言うことなく久しぶりに満足いく作品を見れた。

 


映画を見た後は確実にケンタッキーやジャンクフードが無性に食べたくなること請け合いである(自分は鶏肉食べれないけど😅)

シュガー・ラッシュ:オンライン

f:id:anmitunradio:20190313121540j:image

2018年 ‧ ファンタジー/アドベンチャー ‧ 1時間 56分

前作はアーケードゲームの世界を舞台にしていたが、今回はインターネットの世界へ、シュガー・ラッシュのゲーム存続の危機を救うために旅立った。ラルフとヴァネロペの冒険を描いており


見事にインターネットの世界をシュガーラッシュ色に染め上げ、ディズニーだからこそのmarvelやstar warsやら楽天からTwitterGoogleまで様々な分野の企業のロゴから、ディズニーファンは必見の歴代プリンセスまでもがオールスターで出てきたりとかなり豪勢で、ただ登場するだけでなく、しっかりとヴァネロペと女子トークで盛り上がったりディズニーネタを自虐的にした場面やなんかは笑えた。


風刺ネタも盛り沢山で面白かったが、前と比べるとストーリー性は薄くなってしまっているような気はした。前作はなんでもないようなシーンが伏線だったりして、意外な驚きがあったのだが、ラルフとヴァネロペの関係は見方で色んな解釈に取れ1つは成長。もう1つは子離れできない親父の話という風にも、前よりかはなかなかビターでほろ苦い仕上がりになっていたのも印象的であった。全体的に前作がすごく良かったのもあり、ハードルを上げすぎてた分すこし今作は物足りなさを感じた。(それでも全然面白いが)しかし、エンドロール後のアレで観終わったあとはホッコリさせられたから終わり良ければ全てヨシッ!である(笑)

ドラゴンボール超 ブロリー

f:id:anmitunradio:20181214192151p:image

2018年 ‧ ファンタジー/サイエンス・ファンタジー ‧ 1時間 55分

良くも悪くもファンのためのファンの映画!

テレビアニメ版からの続きとして描かれており、主に前半は、プロローグのような今まで短編で描かれた部分と+αで鳥山明が少々補正を加えた。描かれることは無かった悟空の母親やなんかも登場。更にブロリーの設定も新たに付け加えられ今までのシリーズでは冷酷無比なイメージであったが、より人間らしさを持ったキャラクターになっていた。(カカロットという設定は消えていたが…)


後半はもうずっと戦いの戦いで、今までの劇場版ドラゴンボールシリーズの戦闘シーンを全部詰め込んだような集大成的な、多彩な攻撃や必殺技の応酬から、フリーザの茶番劇(笑)ブロリーの強さの源や伝説の超サイヤ人と呼ばれる圧倒的なまでの暴君ぷりとテンポの早さで、ヌルヌル動くこと動くこと、途中CGを使ったシーンは若干、蛇足であったがそれをマイナスとしてもプラスされる戦闘シーンの凄まじさは見事でしかなく歓喜であった。


そして、今後ブロリーをモロにテレビ版に絡めてくる気満々の大人の事情的マネーのニオイもプンプンさせる的な未来も見え隠れするラストであった(笑)が、正直。今までのシリーズの中では1番好きなラストで悟空らしさも出ててニヤリとさせられて良かった。正にこれぞファンが待ち望んだであろう圧巻の戦闘シーンの数々は劇場の、大画面楽しんで見るべき映画であり、ストーリーは寧ろオマケで「考えるな、感じるんだ!!」っである。

ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ

f:id:anmitunradio:20181214181615j:image

1994年 ‧ アクション/SF ‧ 50分

3度目のブロリー登場というか、回を増すごとに扱いがどんどん雑になってきているブロリーさん!今回は原型さえも留めてない酷さときたもんだ(笑)

ミスターサタンの幼馴染みで恨みを持つ金持ちがバイオテクノロジーを駆使して、サタンに復習するといった内容なのだが、よりにもよってブロリーの血をバイオテクノロジーで復活させてしまったから大変な事に!勿論、サタンは腹痛のために戦えるワケもなく(笑)一番弟子の18号とチビッ子コンビのトランクスと悟天が戦う事に、見た目は酷いが元はブロリーのため強さは本物18号は軽くボコられるのだが、明らかに前回圧倒的したチビッ子2人組に今回は倒されるバイオブロリー!仕舞いにはターミネーターオチでI'll be back。で撃沈される事に果たして我らがブロリーは戻って来るのだろうか!?

ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない

f:id:anmitunradio:20181214181219j:image

1994年 ‧ アクション/SF ‧ 1時間 2分

ブロリー2回目の再登場!

7年前に倒されたはずのブロリーがポッド(宇宙船)で何故か地球に不時着し冷凍保存されていたからさぁ大変だ!たまたま、ドラゴンボールを探していた。ビーデルさんとトランクスと悟天達と遭遇。更には悟天をカカロットと間違えて襲いかかる羽目にしかも、子供と女性相手にフルボッコだドン!アニメシリーズで悟空の代わりに新しい主人公としてバトンタッチされた悟飯が何とか助けに来るも、またまたフルボッコだドン!ついででクリリンも(笑)今回もブロリー1人でコンプリート間際の寸前で、再コンテニューで悟飯と悟天の兄弟かめはめ波からのまさかのクライマックスで奇跡の親子かめはめ波で太陽までぶっ飛ばし見事に強敵ブロリーを撃破!(因みにこの決着のパターンは2度目でクウラの時と同じ)

今回のブロリーは前作よりかは若干、強さが少しだけマイルド化され感があったのが印象的であった。

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

f:id:anmitunradio:20181214180927j:image

1993年 ‧ ファンタジー/アクション ‧ 1時間 20分

映画「ドラゴンボール超ブロリー」の為に予習復習!過去にブロリーが出ている3本を鑑賞。先ずはブロリーが1番最初に登場した記念すべき一本目!

悟空やベジータの様に途中から目覚めた超サイヤ人ではなく、生まれながらにして圧倒的な戦闘力を発揮していたブロリー、それに危惧した惑星ベジータの王はブロリーと父のパラガスを追放することに、積年の恨みを抱えたパラガスの復習のためまんまと罠にハメられたベジータ達と悟空も合流し地球から離れた惑星で戦うこととなるのだが、本物の伝説の超サイヤ人という事でハチャメチャと圧倒的な力の差で強過ぎること!それに臆してヘタレるベジータの姿ときたら、情けないこと!映画特有のご都合主義展開にはツッコミどころ満載でなんでやねんと!昔は気にならなかったが改めての違和感についついツッコミ入れてしまった(笑)

しかし、この映画のお陰でブロりーという素晴らしいキャラクターが生まれた事は唯一褒められる功績であったといえる作品である。

Tag

f:id:anmitunradio:20181213221830p:image

2018年 ‧ コメディ ‧ 1時間 45分

日本劇場未公開。アベンジャーズホークアイことジェレミー・レナー出演作品との事で来年公開されるのかと期待してたが、配信やレンタルで既に出てて驚いた(笑)


9歳からの親友。ホーギー、ジェリー、ボブ、チリ、ケビンの5人はは毎年5月の1カ月間を逃げ回る鬼ごっこを30年続けてきた。その中でも決して捕まらない最強のジェリーを捕まえようと4人は熟慮に熟慮を重ねた作戦を繰出してくるのだった。


30年鬼ごっこを続けた大人たちの実話を基に製作されており、コメディタッチで、馬鹿な事を本気でやり続ける大人達の姿に当初は呆気にとられるものの、無敵のTag(鬼ごっこ)プレイヤーのジェリーことジェレミー・レナーMCUから飛び出してきた!まんまお前ホークアイちゃうんか?っぷりに目を奪われることは間違いないなく、おケツにパンチを連打するジェレミーやバッグ護身術からドーナツで相手をノックアウトする圧倒的強者の姿はかなり見物であった(笑)


そして他の同級生プレイヤー達のキャラクターの濃いこと濃いこと、下ネタや不謹慎なアメリカンなブラックジョークも含まれてたりと、この辺りが劇場未公開の理由だったのかとも気になったが(汗)


普通の実話モノと違い最後までどうなるのか読めなかったが...ラストはかなり良い意味で裏切られた(笑)家族、友情、自由の大切さ。中年のオッサンどもが青春時代に戻ったかのようなノリで追いかけ回す姿は爽やかで素晴らしかった。そして、伝記モノによくある最後に実在の写真や映像を載せていくスタイルもぐっときてこちらもかなり好き!